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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻11号

2013年11月発行

文献概要

特集 内科診療にガイドラインを生かす 呼吸器疾患

酸素療法

著者: 植木純1

所属機関: 1順天堂大学大学院医療看護学研究科臨床呼吸病態学分野

ページ範囲:P.142 - P.145

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内科診療に役立つ国内外のガイドライン

 酸素療法のガイドラインは,呼吸器や循環器疾患領域などの各疾患別の診療ガイドラインのなかで,または酸素療法のガイドラインとして国内外で発行されている.酸素療法のガイドラインに関しては,日本では日本呼吸器学会と日本呼吸ケア・リハビリテーション学会の2学会合同によるガイドラインが2006年に発行された1).欧米では,American Association for Respiratory Care(AARC)の酸素療法に関するClinical Practice GuidelineやBritish Thoracic Society(BTS)によるガイドラインなどがある.BTSの酸素療法ガイドラインは改定作業中で2,3),2014年にupdate版の発表予定にある.

参考文献

1)日本呼吸器学会,日本呼吸ケア・リハビリテーション学会(編):酸素療法ガイドライン,メディカルレビュー社,2006
2)O'Driscoll BR, et al:BTS guideline for emergency oxygen use in adult patients. Thorax 63:1-68, 2008
3)Kana B, et al:Emergency oxygen therapy;from guideline to implementation. Breathe 9:247-254, 2013
4)日本呼吸器学会(編):COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第4版,メディカルレビュー社,2013
5)日本呼吸ケア・リハビリテーション学会,他(編):呼吸リハビリテーションマニュアル―患者教育の考え方と実践,照林社,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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