文献詳細
文献概要
特集 内科診療にガイドラインを生かす アレルギー
アレルギー性鼻炎
著者: 陶山恭博1 岡田正人1
所属機関: 1聖路加国際病院アレルギー膠原病
ページ範囲:P.419 - P.422
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鼻アレルギーの診断・治療に関する国内外のガイドラインとして,日本,米国,欧州から学会を中心に作成されたガイドラインが発行されている(表1).日本では,第5回日本アレルギー学会春季臨床大会特別シンポジウム「アレルギー疾患治療ガイドライン」をもとに初版が1993年に出版され,2013年には第7版が刊行されている.国際的にはAllergic Rhinitis and its Impact on Asthma(ARIA)によるガイドラインが2010年にAllergic Rhinitis and its Impact on Asthma(ARIA)guideline 2010 revisionとして改訂されており,米国からはAmerican Academy of Allergy, Asthma & Immunology(AAAAI)よりガイドライン論文が2008年に発表されている.海外のガイドラインは総説形式で症状,検査,鑑別診断,治療の章立てより形成されており,推奨ステートメントにエビデンスレベルが併記されている.
鼻アレルギーの診断・治療に関する国内外のガイドラインとして,日本,米国,欧州から学会を中心に作成されたガイドラインが発行されている(表1).日本では,第5回日本アレルギー学会春季臨床大会特別シンポジウム「アレルギー疾患治療ガイドライン」をもとに初版が1993年に出版され,2013年には第7版が刊行されている.国際的にはAllergic Rhinitis and its Impact on Asthma(ARIA)によるガイドラインが2010年にAllergic Rhinitis and its Impact on Asthma(ARIA)guideline 2010 revisionとして改訂されており,米国からはAmerican Academy of Allergy, Asthma & Immunology(AAAAI)よりガイドライン論文が2008年に発表されている.海外のガイドラインは総説形式で症状,検査,鑑別診断,治療の章立てより形成されており,推奨ステートメントにエビデンスレベルが併記されている.
参考文献
1)鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会(編):鼻アレルギー診療ガイドライン―通年性鼻炎と花粉症,2013年版(改訂第7版),ライフサイエンス,2013
2)Brozek JL, et al:Allergic Rhinitis and its Impact on Asthma(ARIA)guidelines;2010 revision. Allergy Clin Immunol 126:466-476, 2010
3)Wallace DV, et al:The diagnosis and management of rhinitis;An updated practice parameter. J Allergy Clin Immunol 122(2 Suppl):S1-S84, 2008
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