文献詳細
文献概要
特集 内科診療にガイドラインを生かす 感染症
咽頭炎
著者: 廣瀧慎太郎1 堀越裕歩1
所属機関: 1東京都立小児総合医療センター感染症科
ページ範囲:P.436 - P.439
文献購入ページに移動内科診療に役立つ国内外のガイドライン
咽頭炎を起こす微生物は多数存在し,このなかで疾患頻度が高く,治療介入が必要な微生物はGroup A streptococcus(GAS)感染症である.
2012年4月にThe European Society for Clinical Microbiology and Infectious Diseases(ESCMID)から咽頭炎の診療ガイドラインが発表され,同年11月にThe Infectious Diseases Society of America(IDSA)からGASによる咽頭炎の診療ガイドラインが発表された.日本からは2011年に小児呼吸器感染症診療ガイドライン委員会によりガイドラインが発表され,そのなかで咽頭炎および扁桃腺炎に関しての記述がある(表1)1~3).
咽頭炎を起こす微生物は多数存在し,このなかで疾患頻度が高く,治療介入が必要な微生物はGroup A streptococcus(GAS)感染症である.
2012年4月にThe European Society for Clinical Microbiology and Infectious Diseases(ESCMID)から咽頭炎の診療ガイドラインが発表され,同年11月にThe Infectious Diseases Society of America(IDSA)からGASによる咽頭炎の診療ガイドラインが発表された.日本からは2011年に小児呼吸器感染症診療ガイドライン委員会によりガイドラインが発表され,そのなかで咽頭炎および扁桃腺炎に関しての記述がある(表1)1~3).
参考文献
1)Shulman ST, et al:Clinical practice guideline for the diagnosis and management of group A streptococcal pharyngitis:2012 update by the Infectious Diseases Society of America. Clin Infect Dis 55:1279-1282, 2012
2)ESCMID Sore Throat Guideline Group, Pelucchi C, et al:Guideline for the management of acute sore throat. Clin Microbiol Infect 18(Suppl 1):1-28, 2012
3)小児呼吸器感染症診療ガイドライン委員会:小児呼吸器感染症診療ガイドライン,協和企画,2011
掲載誌情報