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特集 内科診療にガイドラインを生かす 救急
成人の二次救命処置(ALS)の指針
著者: 山口つかさ12 林寛之12
所属機関: 1福井大学医学部附属病院救急部 2福井大学医学部附属病院総合診療部
ページ範囲:P.470 - P.474
文献購入ページに移動蘇生に関する国際的コンセンサスと,推奨治療についての国際委員会〔国際蘇生連絡委員会(International Liaison Committee on Resuscitation:ILCOR)〕が1992年に設立されており,現在はAmerican Heart Association(AHA),European Resuscitation Council(ERC),Heart and Stroke Foundation of Canada(HSFC),Australian and New Zealand Committee on Resuscitation(ANZCOR),Resuscitation Council of Southern Africa(RCSA),Inter American Heart Foundation(IAHF),Resuscitation Council of Asia(RCA)の代表が参加している.なお,日本蘇生協議会(Japan Resuscitation Council:JRC)はILCORへの加盟を目指して現在,唯一の正式オブザーバーとして参加している(表1).
1999年にAHAが第1回ILCOR会議を主催し,それに基づいた共通の蘇生ガイドラインが作られ,2000年に発表された.2000年以降,5年おきに国際コンセンサス会議が行われ,ガイドラインの改訂がなされている.
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