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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻12号

2013年11月発行

文献概要

特集 新時代の肺炎診療 市中肺炎(CAP)の診療

肺炎診療における喀痰グラム染色

著者: 名倉功二1 藤本卓司1

所属機関: 1市立堺病院総合内科

ページ範囲:P.1947 - P.1951

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ポイント

◎喀痰グラム染色は,各診療ガイドラインでは必ずしも強く推奨はされていないが,起炎菌の推定・治療の効果判定において非常に有用な方法である.

◎診療に活かすことのできる情報を得るために,良質の喀痰を採取することが重要である.

◎グラム染色所見の基本パターンは限られており,習熟することで得られる情報の有用性はさらに高まる.

参考文献

1)Mandell LA, et al:Infectious Diseases Society of America/American Thoracic Society consensus guidelines on the management of community-acquired pneumonia in adults. Clin Infect Dis 44(Suppl 2):S27-72, 2007
2)Reed WW, et al:Sputum gram's stain in community-acquired pneumococcal pneumonia. A meta-analysis. West J Med 165:197-204, 1996
3)Anevlavis S, et al:A prospective study of the diagnostic utility of sputum Gram stain in pneumonia. J Infect 59:83-89, 2009
4)藤本卓司:感染症レジデントマニュアル,医学書院,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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