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特集 新時代の肺炎診療 市中肺炎(CAP)の診療
心不全との鑑別
著者: 大西勝也1
所属機関: 1大西内科ハートクリニック
ページ範囲:P.1952 - P.1955
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◎肺炎は心不全の急性増悪因子であり,また心不全があると肺炎を併発しやすい.
◎心不全,肺炎とも間質浮腫が起こりうるため,胸部X線写真では鑑別が困難なことがある.
◎BNPあるいはNT-proBNPの測定が心不全の診断に有用である.
◎肺炎は心不全の急性増悪因子であり,また心不全があると肺炎を併発しやすい.
◎心不全,肺炎とも間質浮腫が起こりうるため,胸部X線写真では鑑別が困難なことがある.
◎BNPあるいはNT-proBNPの測定が心不全の診断に有用である.
参考文献
1)循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2010年度合同研究班報告)急性心不全治療ガイドライン(2011年改訂版) http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_izumi_h.pdf(2013年10月閲覧)
2)日本心不全学会予防委員会:血中BNPやNT-proBNP値を用いた心不全診療の留意点について,2013
3)Morrison LK, et al:Utility of a rapid B-natriuretic peptide assay in differentiating congestive heart failure from lung disease in patients presenting with dyspnea. J Am Coll Cardiol 39:202-209, 2002
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