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特集 新時代の肺炎診療 肺炎の予防
誤嚥性肺炎の予防
著者: 寺本信嗣1
所属機関: 1筑波大学附属病院ひたちなか社会連携教育研究センター呼吸器内科
ページ範囲:P.2036 - P.2040
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◎誤嚥性肺炎は感染症の側面と老年病の側面をもっている.
◎反復誤嚥の予防は,嚥下機能回復を目指す嚥下リハビテーションやACE阻害薬投与などがある.
◎誤嚥を肺炎にしない対策として,口腔ケア,呼吸リハビリテーション,ワクチン接種がある.
◎誤嚥性肺炎は感染症の側面と老年病の側面をもっている.
◎反復誤嚥の予防は,嚥下機能回復を目指す嚥下リハビテーションやACE阻害薬投与などがある.
◎誤嚥を肺炎にしない対策として,口腔ケア,呼吸リハビリテーション,ワクチン接種がある.
参考文献
1)Teramoto S, et al:High incidence of aspiration pneumonia in community- and hospital-acquired pneumonia in hospitalized patients:a multicenter, prospective study in Japan. J Am Geriatr Soc 56:577-579, 2008
2)嚥下性肺疾患研究会(編):嚥下性肺疾患の診断と治療,ファイザー,2013
3)Teramoto S:Novel preventive and therapuetic strategy for post-stroke pneumonia. Expert Rev Neurother 9:1187-1200, 2009
4)日本呼吸器学会医療・介護関連肺炎(NHCAP)診療ガイドライン作成委員会(編):医療・介護関連肺炎(NHCAP)診療ガイドライン,日本呼吸器学会,2011
5)Wilson R, et al:Short-term and long-term outcomes of moxifloxacin compared to standard antibiotic treatment in acute exacerbations of chronic bronchitis. Chest 125:953-964, 2004
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