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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻12号

2013年11月発行

文献概要

連載 睡眠時無呼吸症診療の最前線・5

呼吸器疾患とNPPV

著者: 成井浩司1 葛西隆敏2 富田康弘3 徳永豊4567 津田緩子8 山越志保9 百村伸一10 髙谷久史11

所属機関: 1虎の門病院睡眠センター 2順天堂大学循環器内科・循環呼吸睡眠医学講座 3虎の門病院循環器センター内科 4徳永呼吸睡眠クリニック内科 5徳永呼吸睡眠クリニック呼吸器科 6広島大学医学部臨床 7愛知医科大学睡眠科 8九州大学病院口腔総合診療科 9虎の門病院分院呼吸器科 10自治医科大学附属さいたま医療センター循環器科 11虎の門病院呼吸器センター内科 12シドニー大学 13現オーストラリア呼吸器学会 14レスメド リミテッド(オーストラリアSAS治療機器専業メーカ) 15キャンベラ大学 16Sleep & Lifestyle Clinic

ページ範囲:P.2074 - P.2076

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 世界の慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)患者の人口は8,000万人を超えると推計されており,また,ステージ3~4のCOPD患者の20%が退院後30日以内に再入院するという現実もあり,医療政策の観点からも対応が求められる重要な疾患であると考えられている.今後,COPD患者の増加も想定されており,治療のみならず予防・診断の発展が期待されている分野である.本テーマにおいて,豪州の医師,Dr. Glenn Richardsの発表を踏まえて意見交換を行った.

 Dr. Richardsからは,特にCOPD患者には睡眠障害が高頻度で生じるにもかかわらず,臨床の場面であまり関心がもたれていないことなどから,睡眠呼吸障害に対する検討とその対応について報告された.報告の内容は,以下のごとくである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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