文献詳細
特集 不整脈の診断と治療―ポイントをおさえよう
不整脈の治療 【患者を前に】
文献概要
ポイント
◎ペースメーカーの適応を決めるうえで最も重要なことは,自覚症状および心不全の改善と失神による転倒,骨折などの事故の予防である.
◎房室ブロックに自覚症状を伴う場合は,ブロックのタイプにかかわらずペースメーカーの植込み適応となる.
◎恒久的3度房室ブロック,覚醒時の高度房室ブロックおよび3秒以上の心停止,MobitzⅡ型2度房室ブロックは自覚症状の有無やブロック部位にかかわらずペースメーカーの植込み適応となる.
◎洞不全症候群の生命予後は比較的良好とされており,ペースメーカー植込みの適応は徐脈に基づく自覚症状による.
◎ペースメーカーの適応を決めるうえで最も重要なことは,自覚症状および心不全の改善と失神による転倒,骨折などの事故の予防である.
◎房室ブロックに自覚症状を伴う場合は,ブロックのタイプにかかわらずペースメーカーの植込み適応となる.
◎恒久的3度房室ブロック,覚醒時の高度房室ブロックおよび3秒以上の心停止,MobitzⅡ型2度房室ブロックは自覚症状の有無やブロック部位にかかわらずペースメーカーの植込み適応となる.
◎洞不全症候群の生命予後は比較的良好とされており,ペースメーカー植込みの適応は徐脈に基づく自覚症状による.
参考文献
1)日本循環器学会(編):不整脈の非薬物治療ガイドライン.(2011改訂版).http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_okumura_h.pdf
掲載誌情報