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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻13号

2013年12月発行

文献概要

連載 睡眠時無呼吸症診療の最前線・6

SAS診療システムとCPAP治療最前線

著者: 成井浩司1 葛西隆敏2 富田康弘13 徳永豊4567 津田緩子8 山越志保9 百村伸一10 髙谷久史3

所属機関: 1虎の門病院睡眠センター 2順天堂大学循環器内科・循環呼吸睡眠医学講座 3虎の門病院循環器センター内科 4徳永呼吸睡眠クリニック内科 5徳永呼吸睡眠クリニック呼吸器科 6広島大学医学部 7愛知医科大学睡眠科 8九州大学病院口腔総合診療科 9虎の門病院分院呼吸器科 10自治医科大学附属さいたま医療センター循環器科 11シドニー大学 12現オーストラリア呼吸器学会 13レスメド リミテッド(オーストラリアSAS治療機器専業メーカ) 14

ページ範囲:P.2286 - P.2288

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 「睡眠時無呼吸症診療の最前線」と題して,現在注目されているトピックについて解説を交えながらJapan-AU-meetingの討論内容を報告してきた.睡眠時無呼吸症(SAS)の病態理解が進むにつれ,いびきや日中傾眠といった睡眠障害の1つとしてだけではなく,循環器疾患や生活習慣病の重要なリスクファクターとして認識されるようになってきている.また,さまざまな知見が集積されるにつれて,多彩な病態とさまざまな合併症をもったケースの存在が明らかとなり,一元的な診療アプローチでは管理が困難であることもわかってきた.質の高い疾患予防,治療を行っていくためには,エビデンスの集積が求められるだけでなく,医療機器の特性や医療システムについての理解も欠かせない.

 最終回である第6回では,日米におけるSAS診療システムとcontinuous positive airway pressure(CPAP)治療の最前線について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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