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特集 大きく変貌した脳梗塞の診断と治療 初期対応
一般医家(研修医も含む)の初期対応はいかにあるべきか
著者: 藤井修一1
所属機関: 1新見市国民健康保険湯川診療所
ページ範囲:P.196 - P.198
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◎病院前救護の段階で急性期脳卒中を疑う場合には,早急に脳卒中専門医療機関へ救急搬送を行う.
◎問診では発症時間を必ず聴取する.
◎TIAが疑われる場合は外来受診時に症状が消失していても,直ちに脳卒中専門医療機関へ紹介すべきである.
◎病院前救護の段階で急性期脳卒中を疑う場合には,早急に脳卒中専門医療機関へ救急搬送を行う.
◎問診では発症時間を必ず聴取する.
◎TIAが疑われる場合は外来受診時に症状が消失していても,直ちに脳卒中専門医療機関へ紹介すべきである.
参考文献
1)Kimura K, et al:Analysis of 16,922 patients with acute ischemic stroke and transient ischemic attack in Japan. A hospital-based prospective registration study. Cerebrovasc Dis 18:47-56, 2004
2)日本救急医学会,日本神経救急学会(監修):ISLSコースガイドブック,へるす出版,2006
3)Kimura K, et al:The duration of symptoms in transient ischemic attack. Neurology 52:976-980, 1999
4)Rothwell PM, et al:Effect of urgent treatment of transient ischaemic attack and minor stroke on early recurrent stroke(EXPRESS study):A prospective population-based sequential comparison. Lancet 370:1432-1442, 2007
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