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特集 大きく変貌した脳梗塞の診断と治療 病型ごとの治療
心原性脳塞栓症
著者: 星野岳郎1 内山真一郎1
所属機関: 1東京女子医科大学医学部神経内科
ページ範囲:P.252 - P.255
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◎心内血栓が原因の脳梗塞であり,しばしば突発的に発症し,重症となりやすい.
◎閉塞血管の再開通や出血性梗塞の存在は,本症診断の参考となる.
◎本症の再発予防には抗凝固療法が有効であり,非弁膜症性心房細動が原因の場合は新規抗凝固薬も適応がある.
◎心内血栓が原因の脳梗塞であり,しばしば突発的に発症し,重症となりやすい.
◎閉塞血管の再開通や出血性梗塞の存在は,本症診断の参考となる.
◎本症の再発予防には抗凝固療法が有効であり,非弁膜症性心房細動が原因の場合は新規抗凝固薬も適応がある.
参考文献
1)篠原幸人,他(編):脳卒中治療ガイドライン2009,協和企画,2009
2)Sacco RL, et al:Embolism Attributed to Cardiac Sources. Mohr JP, et al(ed):Stroke Pathophysiology, Diagnosis, and Management. 4th ed, pp 65-67, Churchill Livingstone, Philadelphia, 2004
3)Adams HP, et al:Classification of subtype of acute ischemic stroke. Definitions for use in a multicenter clinical trial. TOAST. Trial of Org 10172 in Acute Stroke Treatment. Stroke 24:35-41, 1993
4)内山真一郎:脳血管内科学.日本医事新報4584:72-78, 2012
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