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文献概要
特集 大きく変貌した脳梗塞の診断と治療 慢性期治療(2次予防)
病診連携のあり方
著者: 目時典文1
所属機関: 1弘前脳卒中・リハビリテーションセンター
ページ範囲:P.304 - P.307
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◎脳梗塞は再発率が高く,年間約8%といわれている.
◎病型分類に基づいた抗血栓療法の選択が必要であり,病態の理解が予防のカギとなる.
◎動脈硬化性脳梗塞ではまず責任血管の特定が必要であり,外科治療の適応を見逃さないため一見軽症であってもエコーやMRAによる血管精査が必須である.
◎心房細動症例では抗凝固療法が必須であるが,導入困難例は循環器内科医との連携も必要となる.
◎急性期から回復期,さらにかかりつけ医まで一貫したリスクファクター管理に関する患者家族教育が必要である.一方で医師は患者の障害への理解が大切である.
◎脳梗塞は再発率が高く,年間約8%といわれている.
◎病型分類に基づいた抗血栓療法の選択が必要であり,病態の理解が予防のカギとなる.
◎動脈硬化性脳梗塞ではまず責任血管の特定が必要であり,外科治療の適応を見逃さないため一見軽症であってもエコーやMRAによる血管精査が必須である.
◎心房細動症例では抗凝固療法が必須であるが,導入困難例は循環器内科医との連携も必要となる.
◎急性期から回復期,さらにかかりつけ医まで一貫したリスクファクター管理に関する患者家族教育が必要である.一方で医師は患者の障害への理解が大切である.
参考文献
1)星野晴彦,他:虚血性脳血管障害入院加療症例の長期脳血管障害再発に関する検討.脳卒中26:349-356, 2004
2)Sato H, et al, Japan Atrial Fibrillation Stroke Trial Group:Low-dose aspirin for prevention of stroke in low-risk patients with atrial fibrillation, Japan Atrial Fibrillation Stroke Trial. Stroke 37:447-451, 2006
3)目時典文,奥村 謙:心原性脳塞栓症の病態と治療の現状.治療学43:8-12, 2009
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