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最近の動向
食生活の欧米化,運動不足により肥満やメタボリックシンドロームが国民病となり,それを基盤に発症するNAFLD(non-alcoholic fatty liver disease)/NASH(non-alcoholic steatohepatitis)が急増し,その診断法の確立や予防法・治療法の開発が急務となっている.
NAFLD/NASHは肝疾患としての重要性が認識され,わが国からはNASH/NAFLDの診療ガイド,EASLからはPosition Statement,AASLD・ACG/AGAからはPractice Guidelineが発表された.本稿ではこれらのガイドラインを参考に概説する.
食生活の欧米化,運動不足により肥満やメタボリックシンドロームが国民病となり,それを基盤に発症するNAFLD(non-alcoholic fatty liver disease)/NASH(non-alcoholic steatohepatitis)が急増し,その診断法の確立や予防法・治療法の開発が急務となっている.
NAFLD/NASHは肝疾患としての重要性が認識され,わが国からはNASH/NAFLDの診療ガイド,EASLからはPosition Statement,AASLD・ACG/AGAからはPractice Guidelineが発表された.本稿ではこれらのガイドラインを参考に概説する.
参考文献
1)岡上武,他:NASH/NAFLDの診療ガイド2010,肝臓学会(編).文光堂,2010
2)Ratziua V, et al:A position statement on NAFLD/NASH based on the EASL 2009. J of Hepatol 53:372-84, 2010
3)恩地森一,他:肥満と消化器疾患,日本消化器病学会(編).金原出版,2010
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