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特集 免疫反応と疾患 免疫が関与する病態と免疫応答
腫瘍と免疫
著者: 河上裕1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部先端医科学研究所細胞情報研究部門
ページ範囲:P.412 - P.415
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◎がん細胞は,がん形成過程で免疫抵抗性・抑制性を獲得している.
◎がん細胞に対して正と負の免疫応答が起こるが,免疫抑制病態が問題である.
◎がん免疫療法は症例選択や複合免疫療法により長期生存を目指す治療として期待される.
◎がん細胞は,がん形成過程で免疫抵抗性・抑制性を獲得している.
◎がん細胞に対して正と負の免疫応答が起こるが,免疫抑制病態が問題である.
◎がん免疫療法は症例選択や複合免疫療法により長期生存を目指す治療として期待される.
参考文献
1)河上 裕(編):解明から制御に向かうがん免疫応答の分子機構.実験医学27,2009
2)Yaguchi T, et al:The mechanisms of cancer immunoescape and development of overcoming strategies. Int J Hematol 93:294-300, 2011
3)Frankel JC:Immune Therapy Steps Up the Attacks, Science 330:440-443, 2010
4)Galon J, et al:Cancer classification using the Immunoscore;A worldwide task force. J Transl Med 10:205, 2012
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