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特集 免疫反応と疾患 アレルギー疾患と免疫異常
気管支喘息
著者: 土肥眞1
所属機関: 1東京大学医学部アレルギー・リウマチ内科
ページ範囲:P.468 - P.472
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◎気管支喘息の病態は,外来性の刺激,気道・肺組織の構成細胞,免疫担当細胞の相互作用により引き起こされる.
◎気管支喘息でみられる免疫応答には,自然免疫と獲得免疫の両者が関与する.
◎最近,自然免疫に関与するリンパ球様細胞が注目されている.
◎気管支喘息の病態は,外来性の刺激,気道・肺組織の構成細胞,免疫担当細胞の相互作用により引き起こされる.
◎気管支喘息でみられる免疫応答には,自然免疫と獲得免疫の両者が関与する.
◎最近,自然免疫に関与するリンパ球様細胞が注目されている.
参考文献
1)Holgate ST:Innate and adaptive immune responses in asthma. Nat Med 18:673-683, 2012
2)土肥眞:気管支喘息の発症メカニズム.実験医学27:176-184, 2009
3)Monticelli LA, et al:Innate lymphoid cells;Critical regulators of allergic inflammation and tissue repair in the lung. Curr Opin Immunol 24:284-289, 2012
4)Walker JA, McKenzie A:Innate lymphoid cells in the airways. Eur J Immunol 42:1368-1374, 2012
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