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特集 免疫反応と疾患 免疫不全における免疫異常
後天性免疫不全症候群(AIDS)
著者: 中村朋文1 満屋裕明1
所属機関: 1熊本大学大学院生命医学研究部血液内科学
ページ範囲:P.490 - P.493
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◎日本におけるHIV感染症および後天性免疫不全症候群(AIDS)の新規の感染者数は増加しており,対策が求められている.
◎HIV感染症およびAIDSの治療は,早期に開始することが推奨され,ウイルス量を検出限界以下に保つことが重要である.
◎HIV感染症の治療による感染予防効果が世界的な臨床試験から初めて証明された.
◎日本におけるHIV感染症および後天性免疫不全症候群(AIDS)の新規の感染者数は増加しており,対策が求められている.
◎HIV感染症およびAIDSの治療は,早期に開始することが推奨され,ウイルス量を検出限界以下に保つことが重要である.
◎HIV感染症の治療による感染予防効果が世界的な臨床試験から初めて証明された.
参考文献
1)Mitsuya H, et al:Strategies for anti-retroviral therapy of patients with AIDS. Nature 325:773-778, 1987
2)HIV感染症治療研究会:HIV感染症「治療の手引き」,第16版,2012(http://www.hivjp.org/)
3)Myron S, et al:for the HPTN052 study team. Prevention of HIV-1infection with early antiretroviral therapy. N Engl J Med 365:493-505, 2011
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