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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻3号

2013年03月発行

文献概要

連載 皮膚科×アレルギー膠原病科合同カンファレンス・12

SLEにおける水疱病変

著者: 岡田正人1 衛藤光2

所属機関: 1聖路加国際病院アレルギー膠原病科(SLE,関節リウマチ,小児リウマチ) 2聖路加国際病院皮膚科

ページ範囲:P.534 - P.538

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後期研修医(アレルギー膠原病科) 今回の患者さんは,全身性エリテマトーデス(SLE)に対して3カ月前からB細胞をターゲットとした抗体療法を受けている30歳の女性です.ミゾリビンは抗体療法開始時に中止されていますが,少量のプレドニゾロンは長期に服用されていて現在は9mg/日となっています.顔面に水疱性の皮疹が出現したので,週末の夜間に救急室を受診されました.帯状疱疹のリスクに関して説明してあったので,早めの治療をということで来ていただけたようです.

アレルギー膠原病科医 ステロイドも含めて免疫を抑制する薬剤に関しては,最近強化していないようでしたら,何か帯状疱疹になるきっかけはあったのでしょうか.

参考文献

1)Petri M et al:Derivation and Validation of the Systemic Lupus International Collaborating Clinics Classification Criteria for Systemic Lupus Erythematosus. Arthritis Rheum 64:2677-2686, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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