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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻4号

2013年04月発行

文献概要

特集 エマージェンシーの予兆を察知する―リスクを評価し危機に備える 総論:リスクという概念を理解する

リスクとは何か

著者: 野口善令1

所属機関: 1名古屋第二赤十字病院総合内科

ページ範囲:P.588 - P.590

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ポイント

◎一般的には,リスクは危険と同じ意味で用いられる.

◎学問領域でのリスクの定義は,大別して①事象の発生する確率,②事象の発生確率と事象の結果の積(期待値)の組み合わせの2つがある.

◎安全管理の領域では,リスクを期待値で捉える.

◎確率だけで捉えると,損失は非常に大きいが起こる確率はごく低い事象を無視してしまいがちになる.

参考文献

1)Wikipedia:リスクマネジメント http://ja.wikipedia.org/wiki/リスクマネジメント
2)Fletcher RH,Fletcher SW(著),福井次矢(訳):臨床疫学―EBM実践のための必須知識,第2版,MEDSi,2006
3)山崎 新:環境疫学情報のリスク・リテラシー,京都大学学術出版会,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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