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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻4号

2013年04月発行

文献概要

特集 エマージェンシーの予兆を察知する―リスクを評価し危機に備える 症候に潜むリスクを評価する

しびれ―生命・機能予後のうえで重篤な病態を見逃さないために

著者: 木村琢磨1

所属機関: 1国立病院機構東埼玉病院総合診療科

ページ範囲:P.626 - P.629

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ポイント

◎「しびれ」は多彩な症状を包括するため,患者の言葉を医学用語に変換する際に細心の注意を払う.

◎「しびれ」診療で「生命・機能予後のうえで重篤な病態」とは何か認識しておく.

◎「基礎疾患」と「発症と経過」に注目する.

◎「しびれ」診療で「生命・機能予後のうえで重篤な病態」と「頻度が高い病態」におけるしびれの分布パターンを理解しておく.

◎「しびれ」の責任病巣が中枢神経病変である可能性について注意深くアセスメントする.

参考文献

1)植村研一:頭痛・めまい・しびれの臨床,pp105-142,医学書院,1997
2)小山 徹,他:救急医療におけるしびれに対する初期診断―危険な責任病変に対する診断の的確性に関する検討.日救急医会誌23:51-58,2012
3)栗原照幸:神経学的診察と検査の進め方.medicina 29:2158-2177, 1992

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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