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特集 エマージェンシーの予兆を察知する―リスクを評価し危機に備える 症候に潜むリスクを評価する
皮疹
著者: 中村猛彦1
所属機関: 1熊本皮ふ科形成外科
ページ範囲:P.630 - P.634
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◎皮疹は視診だけでなく,愛護的触診を行う.
◎診断・説明は後日,皮膚科医に相談することを前提に行う.
◎アナフィラキシーでは,重症度の評価とそれに応じた対応を迅速に行う.
◎重症型中毒疹は,発熱などの全身症状や粘膜・眼の合併症に注意する.
◎皮疹は視診だけでなく,愛護的触診を行う.
◎診断・説明は後日,皮膚科医に相談することを前提に行う.
◎アナフィラキシーでは,重症度の評価とそれに応じた対応を迅速に行う.
◎重症型中毒疹は,発熱などの全身症状や粘膜・眼の合併症に注意する.
参考文献
1)中村猛彦,桑原 謙:救急外来皮膚診療スキルアップ,CBR,2005
2)海老澤元宏,他:厚生労働科学研究班による食物アレルギー診療の手引きhttp://www.allergy.go.jp/allergy/guideline/05/05.pdf
3)中村猛彦:アナフィラキシー.治療92:2210-2213,2010
4)重篤副作用疾患別対応マニュアル―アナフィラキシー(平成20年3月 厚生労働省)http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1h01.pdf
5)平郡真記子,他:加水分解コムギ含有石鹸の使用後に発症した小麦依存性運動誘発アナフィラキシーとその経過について.アレルギー60:1630-1640, 2011
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