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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻4号

2013年04月発行

文献概要

特集 エマージェンシーの予兆を察知する―リスクを評価し危機に備える リスクの組み合わせから隠れた危険を察知する

咽頭痛+流涎+発熱

著者: 山本舜悟1

所属機関: 1京都市立病院感染症内科

ページ範囲:P.638 - P.641

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ポイント

◎発熱,咽頭痛を訴える患者では,「人生最悪の痛み」「開口障害」「唾を飲み込めない(流涎)」「tripod position」といったレッドフラッグサインに注意する.

◎急性喉頭蓋炎を疑うきっかけは咽頭所見の割に咽頭痛がひどいことである.

◎急性喉頭蓋炎,扁桃周囲膿瘍を疑ったらできるだけ早く耳鼻咽喉科医にコンサルトする.

参考文献

1)Mayo-Smith MF, et al:Acute epiglottitis. An 18-year experience in Rhode Island. Chest 108:1640-1647, 1995
2)Ducic Y, et al:Description and evaluation of the vallecula sign;A new radiologic sign in the diagnosis of adult epiglottitis. Ann Emerg Med 30:1-6, 1997
3)Glynn F, et al:Diagnosis and management of supraglottitis(epglottitis). Curr Infect Dis Rep 10:200-204, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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