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特集 エマージェンシーの予兆を察知する―リスクを評価し危機に備える リスクの組み合わせから隠れた危険を察知する
担癌患者+腰背部痛
著者: 蓮尾隆博1 山中克郎2
所属機関: 1国立病院機構名古屋医療センター内科 2藤田保健衛生大学総合救急内科
ページ範囲:P.648 - P.652
文献購入ページに移動◎担癌患者にはoncologic emergencyという緊急事態が起こりうることを知っておく.早急に対応しないと不可逆的な障害を残したり,生命の危機に陥いることもある.
◎担癌患者が腰背部痛を訴えて来院した場合,脊髄圧迫症の可能性を疑って病歴を聴取し,神経学的異常所見がないか必ずチェックしなければならない.
◎脊髄圧迫症は早期診断,早期治療が大事である.何はともあれ疑ったら迅速に対応する.
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