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特集 エマージェンシーの予兆を察知する―リスクを評価し危機に備える 予期しない検査異常(パニック値)に対応する
血液培養陽性
著者: 大野博司1
所属機関: 1洛和会音羽病院ICU/CCU
ページ範囲:P.672 - P.675
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◎培養検体が適切に採取されたかどうか,採取量,採取場所,消毒方法を確認する.
◎培養結果を鵜呑みにすることなく,解釈には臨床像,採取時検体のグラム染色と照らし合わせる.
◎血液培養結果によりコンタミネーションか否か,また感染臓器がどこかを推定できることもある.
◎培養検体が適切に採取されたかどうか,採取量,採取場所,消毒方法を確認する.
◎培養結果を鵜呑みにすることなく,解釈には臨床像,採取時検体のグラム染色と照らし合わせる.
◎血液培養結果によりコンタミネーションか否か,また感染臓器がどこかを推定できることもある.
参考文献
1)青木 眞:レジデントのための感染症診療マニュアル,第2版,医学書院,2008
2)Miller JM:A guide to specimen management in clinical microbiology. ASM Press, 1996
3)Dellinger RP, et al:Surviving Sepsis Campaign;International guidelines for management of severe sepsis and septic shock:2008. Crit Care Med 36:296, 2008
4)笠原 敬:血液培養,細川直登(編):感度と特異度からひもとく感染症診療のDecision Making,文光堂,2012
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