文献詳細
特集 エマージェンシーの予兆を察知する―リスクを評価し危機に備える
リスクとコミュニケーション
文献概要
ポイント
◎患者(家族)の要求に負の先入観を抱いたときは要注意!!
◎患者(家族)の希望に対して共感を言葉で表現し,自分の平静を保つためにも「患者(家族)の希望のために自分のできる最善を尽くした」という自信がもてるようになること.
◎気軽に話しかけただけの非公式な相談は,コンサルテーション(コンサルト)にならないことに注意.
◎救急外来から専門医へのコンサルトは,救急患者のケアに参加してもらうプロセスであり,コンサルトした時点で自分の仕事が終了するわけではない.
◎コンサルトでは目的をはっきりと伝えること.
◎患者(家族)の要求に負の先入観を抱いたときは要注意!!
◎患者(家族)の希望に対して共感を言葉で表現し,自分の平静を保つためにも「患者(家族)の希望のために自分のできる最善を尽くした」という自信がもてるようになること.
◎気軽に話しかけただけの非公式な相談は,コンサルテーション(コンサルト)にならないことに注意.
◎救急外来から専門医へのコンサルトは,救急患者のケアに参加してもらうプロセスであり,コンサルトした時点で自分の仕事が終了するわけではない.
◎コンサルトでは目的をはっきりと伝えること.
参考文献
1)太田 凡,中村陽子:ER・救急のトラブルファイル―診察室のリスクマネージメント,MEDSi, 2007
2)岩田充永:救急診療研修医が最初につまずくこと―研修医が陥りがちな対応編:ERでの接遇トラブルで患者が怒ってしまった.レジデントノート13:517-522, 2011
3)岩田充永(監訳):ERエラーブック,pp160-161, MEDSi, 2012
掲載誌情報