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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻4号

2013年04月発行

文献概要

特集 エマージェンシーの予兆を察知する―リスクを評価し危機に備える リスクとコミュニケーション

危険なコミュニケーション―そのコミュニケーション,態度がトラブルをまねく

著者: 岩田充永1

所属機関: 1藤田保健衛生大学総合救急内科

ページ範囲:P.704 - P.707

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ポイント

◎患者(家族)の要求に負の先入観を抱いたときは要注意!!

◎患者(家族)の希望に対して共感を言葉で表現し,自分の平静を保つためにも「患者(家族)の希望のために自分のできる最善を尽くした」という自信がもてるようになること.

◎気軽に話しかけただけの非公式な相談は,コンサルテーション(コンサルト)にならないことに注意.

◎救急外来から専門医へのコンサルトは,救急患者のケアに参加してもらうプロセスであり,コンサルトした時点で自分の仕事が終了するわけではない.

◎コンサルトでは目的をはっきりと伝えること.

参考文献

1)太田 凡,中村陽子:ER・救急のトラブルファイル―診察室のリスクマネージメント,MEDSi, 2007
2)岩田充永:救急診療研修医が最初につまずくこと―研修医が陥りがちな対応編:ERでの接遇トラブルで患者が怒ってしまった.レジデントノート13:517-522, 2011
3)岩田充永(監訳):ERエラーブック,pp160-161, MEDSi, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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