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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻5号

2013年05月発行

文献概要

特集 胃食道逆流症(GERD)―“胸やけ”を診療する 診断

プライマリケアにおけるGERD診療・症状スケールの活用による診療

著者: 石原慎一1

所属機関: 1石原消化器内科クリニック

ページ範囲:P.793 - P.796

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ポイント

◎プライマリケアにおいてGERDの残存症状に気付き治療することは患者満足度の向上にも繋がる.

◎患者自己記入式のGERD疾患特異的問診票は,患者の訴えを詳細に聞き出し治療に繋げるのに有用である.

◎GerdQ問診票とFSSG問診票はともにGERDの診断,治療に有用である.

参考文献

1)三輪洋人:胃食道逆流症(GERD)に対する治療の実態調査報告―医師と患者の治療満足度の違い.医学と薬学65:501-508, 2011
2)鈴木秀和,他:GERDの診断と治療.Pharma Medica 48:1292-1295, 2011
3)草野元康,他:GERDに対する新しい問診票FSSG(Frequency Scale for the Symptoms of GERD通称:Fスケール)の開発と評価.臨と研82:379-382, 2005
4)Jones R, Junghard O, et al:Development of the GerdQ, a tool for the diagnosis and management of gastro-oesophageal reflux disease in primary care. Aliment Pharmacol Ther 30:1030-1038, 2009
5)石原慎一:実地診療医による逆流性食道炎診療―新規PPIエソメプラゾールの治療有効率及び症状改善効果.Pharma Medica 30:77-83, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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