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特集 胃食道逆流症(GERD)―“胸やけ”を診療する GERDの治療
GERDの内視鏡的治療
著者: 時岡聡1 梅垣英次1 樋口和秀1
所属機関: 1大阪医科大学第2内科
ページ範囲:P.867 - P.872
文献購入ページに移動◎逆流性食道炎の治療の第一選択は薬物治療であるが半永久的に内服し続けなければならず,また物理的な逆流には薬物療法での治療は不可能である.
◎Endoluminal surgeryとしては,縫合法,焼灼法,局注法の3種類がある.
◎手術に比較して低侵襲であり,再治療が可能である.約50~70%の患者は薬物療法から離脱できている.
◎Endoluminal surgeryのデバイスは現在入手困難な状況であり,今後これらの治療法はGERDではなく肥満の治療に移行する傾向にある.
◎これらのことを考慮して,日本独自の方法を開発する必要があり,新たにわれわれは粘膜切除法を考案し現在検討している段階である.
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