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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻6号

2013年06月発行

文献概要

特集 最新の動脈硬化診療―どう診断し,どう治療するか? 病歴・身体所見・検査の進め方

動脈硬化を意識した病歴のとり方

著者: 小竹英俊1

所属機関: 1鶴ヶ谷クリニック

ページ範囲:P.958 - P.961

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ポイント

◎自覚症状の種類,出現時期,経時変化の聴取が重要である.

◎個々の患者の生活習慣を十分に把握し,リスク評価をする必要がある.

◎動脈硬化性疾患の既往の有無に加えて,動脈硬化の原因となる疾患や,それらに対する薬剤服用の有無について問診する.

◎冠動脈疾患の家族歴は,独立した危険因子であり,その聴取は必ず行わなければならない.

参考文献

1)日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版,2012
2)Iso H, et al:Smoking cessation and mortality from cardiovascular disease among Japanese men and women;The JACC Study. Am J Epidemiol 161:170-179, 2005
3)Koba S, et al:Physical activity in the Japan population;Association with blood lipid levels and effects in reducing cardiovascular and all-cause mortality. J Atheroscler Thromb 18:833-845, 2011
4)Lloyd-Jones DM, et al:Parental cardiovascular disease as a risk factor for cardiovascular disease in middle-aged adults;A prospective study of parents and offspring. JAMA 291:2204-2211, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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