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特集 最新の動脈硬化診療―どう診断し,どう治療するか? 病歴・身体所見・検査の進め方
動脈硬化を意識した身体所見のとり方
著者: 斯波真理子1
所属機関: 1国立循環器病研究センター研究所病態代謝部
ページ範囲:P.962 - P.966
文献購入ページに移動◎動脈硬化を意識して身体所見をとる際,特に気をつけるべきことは,動脈硬化を引き起こしやすい病態の診断のための身体所見と,動脈硬化そのものの診断のための身体所見である.
◎皮膚結節性黄色腫,角膜輪,腱黄色腫などは,FHを診断するうえで重要な身体所見である.
◎動脈硬化の診断には,各動脈の触知,左右および上肢下肢の血圧の差,心雑音および血管雑音の聴取が重要である.
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