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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻7号

2013年07月発行

文献概要

特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する Editorial

添付文書だけでなく,サンフォードだけでもない抗菌薬の使い方

著者: 細川直登1

所属機関: 1亀田総合病院総合診療・感染症科

ページ範囲:P.1150 - P.1152

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ポイント

◎日本の抗菌薬の添付文書に記載されている用法,用量は国際的な標準より少ないものが多い.しかしこれに関して,アジアも含めた外国人と日本人では体重差,代謝の違いなどでは合理的な説明がつかない.

◎PK-PD理論を考慮した合理的な投与方法を実践しようとすると,保険適用との矛盾が生じる.

◎添付文書に配慮しつつ,合理的な投与方法を実践する必要がある.そのための理論とtipsを学び,優先順位を考慮した抗菌薬の投与法を習得しておく.

参考文献

1)Craig WA:Pharmacokinetic/pharmacodynamic parameters;Rationale for antibacterial dosing of mice and men. Clin Infect Dis 26:1-10;quiz 11-12, 1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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