文献詳細
文献概要
特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する 総論:薬剤同士の“同じ部分=類似性”をまとめてその特徴を理解する 【対象微生物でまとめる】
グラム陽性菌用の薬剤
著者: 大路剛1
所属機関: 1神戸大学医学系研究科微生物感染症学講座感染治療学分野
ページ範囲:P.1154 - P.1158
文献購入ページに移動◎グラム陽性球菌(GPC)を原因微生物として考える場合は,①黄色ブドウ球菌をカバーすべきか否か,②その患者背景からMRSAを考慮すべきか否か,を意識する.
◎臨床的にグラム陽性桿菌で特に意識すべきものは
◎日本ではマクロライド系やクリンダマイシンはグラム陽性球菌,特に黄色ブドウ球菌には使用できないと考えたほうがよい(条件付きでは使用可能).
参考文献
掲載誌情報