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特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する 総論:薬剤同士の“同じ部分=類似性”をまとめてその特徴を理解する 【対象微生物でまとめる】
グラム陰性菌用の薬剤
著者: 山本舜悟1
所属機関: 1日本赤十字社和歌山医療センター感染症科
ページ範囲:P.1160 - P.1164
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◎GNRへのスペクトラムを整理する際には,緑膿菌をカバーするかどうかに注目する.
◎ペニシリン系,セファロスポリン系では新しい薬剤ほどグラム陰性菌に対する活性が強くなっていく傾向にある.
◎「活性を有する」ことと「治療に用いるべき」ということは同義ではない.それぞれの抗菌薬に与えられた役割を理解しておく.
◎GNRへのスペクトラムを整理する際には,緑膿菌をカバーするかどうかに注目する.
◎ペニシリン系,セファロスポリン系では新しい薬剤ほどグラム陰性菌に対する活性が強くなっていく傾向にある.
◎「活性を有する」ことと「治療に用いるべき」ということは同義ではない.それぞれの抗菌薬に与えられた役割を理解しておく.
参考文献
1)Wayne PA;Clinical and Laboratory Standards Institute:Performance Standards for Antimicrobial Susceptibility Testing, M100-S22, 2012
2)Choi SH, et al:Emergence of antibiotic resistance during therapy for infections caused by Enterobacteriaceae producing AmpC beta-lactamase;Implications for antibiotic use. Antimicrob Agents Chemother 52:995-1000, 2008
3)Paterson DL, Bonomo RA:Extended-spectrum beta-lactamases;A clinical update. Clin Microbiol Rev 18:657-686, 2005
producing a TEM-3 beta-lactamase. J Infect Dis 159:1005-1006, 1989
5)Doi A, et al:The efficacy of cefmetazole against pyelonephritis caused by extended-spectrum beta-lactamase-producing Enterobacteriaceae. Int J Infect Dis 17:e159-163, 2013
in patients with cancer. Cancer 104:205-212, 2005
. J Hosp Infect 83:153-155, 2013
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