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特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する 総論:薬剤同士の“同じ部分=類似性”をまとめてその特徴を理解する 【対象微生物でまとめる】
抗緑膿菌薬
著者: 笹野幹雄1 林淑朗1
所属機関: 1亀田総合病院集中治療科
ページ範囲:P.1170 - P.1174
文献購入ページに移動◎緑膿菌は院内感染症や免疫不全患者の感染症において,重要な起炎菌である.
◎緑膿菌感染症の治療の遅れは予後不良に直結する.
◎抗菌薬選択の際は「緑膿菌までカバーするか,否か?」を常に考える.
◎緑膿菌は複雑な耐性機序を有し,耐性を獲得しやすい.
◎各施設の緑膿菌のアンチバイオグラムを把握することが重要で,とにかく「外さない」ことを意識する.
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