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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻7号

2013年07月発行

文献概要

特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する 総論:薬剤同士の“同じ部分=類似性”をまとめてその特徴を理解する 【対象微生物でまとめる】

抗緑膿菌薬

著者: 笹野幹雄1 林淑朗1

所属機関: 1亀田総合病院集中治療科

ページ範囲:P.1170 - P.1174

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ポイント

◎緑膿菌は院内感染症や免疫不全患者の感染症において,重要な起炎菌である.

◎緑膿菌感染症の治療の遅れは予後不良に直結する.

◎抗菌薬選択の際は「緑膿菌までカバーするか,否か?」を常に考える.

◎緑膿菌は複雑な耐性機序を有し,耐性を獲得しやすい.

◎各施設の緑膿菌のアンチバイオグラムを把握することが重要で,とにかく「外さない」ことを意識する.

参考文献

1)青木 眞:レジデントのための感染症診療マニュアル,第2版,医学書院,2007
2)岩田健太郎,他:抗菌薬の考え方,使い方ver. 3,中外医学社,2012
3)日本語版サンフォード感染症診療ガイド2012,第42版,ライフサイエンス出版,2012
4)Peleg AY, Hooper DC:Hospital-acquired infections due to gram-negative bacteria. N Engl J Med 362:1804-1813, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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