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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻7号

2013年07月発行

文献概要

特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する 総論:薬剤同士の“同じ部分=類似性”をまとめてその特徴を理解する 【抗菌薬の構造でまとめる】

βラクタム系薬

著者: 丹羽一貴12 有馬丈洋1 本郷偉元1

所属機関: 1武蔵野赤十字病院感染症科 2現 東京医科大学臨床検査医学科

ページ範囲:P.1180 - P.1184

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ポイント

◎βラクタム系薬は細胞壁合成阻害薬である.

◎ペニシリン系抗菌薬,セファロスポリン系抗菌薬,カルバペネム系抗菌薬,モノバクタム系抗菌薬の4つがある.

◎アナフィラキシーといったⅠ型アレルギーの既往がある場合は,すべてのβラクタム系薬の使用を避ける.

参考文献

1)Mandell GL, et al:Mandell, Douglas, and Bennett's Principles and Practice of Infectious Diseases, 7th ed, Churchill Living stone, Philadelphia, 2009
2)青木 眞(監),源河いくみ,本郷偉元(編),柳 秀高,成田 雅(監訳):感染症診療スタンダードマニュアル,第2版,羊土社,2011
3)Scott G:Antibiotic resistance. Medicine 37:551-556, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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