icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina50巻7号

2013年07月発行

文献概要

特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する 総論:薬剤同士の“同じ部分=類似性”をまとめてその特徴を理解する 【抗菌薬の構造でまとめる】

アミノグリコシド系薬

著者: 矢野晴美1

所属機関: 1自治医科大学感染症科

ページ範囲:P.1189 - P.1191

文献購入ページに移動
ポイント

◎最低限知っておいてほしいアミノグリコシド系薬には,ゲンタマイシン,トブラマイシン,アミカシンがある.

◎緑膿菌を含むグラム陰性菌を主にカバーする抗菌薬である.

◎濃度依存性抗菌薬である.

◎治療域と中毒域が近いため,血中濃度を測定しながら投与する.

◎感染性心内膜炎の治療では,βラクタム系薬と併用する適応がある.

◎肺への組織移行性は低く,髄膜移行性はない.

参考文献

1)矢野晴美:絶対わかる抗菌薬はじめの一歩,羊土社,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら