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特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する 各論:薬剤同士の“違い=個別性”を理解して実践的な使い分けを習得する
アンピシリン・スルバクタムとピペラシリン・タゾバクタム
著者: 山口征啓1
所属機関: 1健和会大手町病院総合診療科
ページ範囲:P.1204 - P.1207
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◎AMPC/SBTとPIPC/TAZはともにグラム陽性球菌,グラム陰性桿菌,嫌気性菌に広域なスペクトラムをもつ.
◎PIPC/TAZは緑膿菌をカバーするが,ABPC/SBTは緑膿菌をカバーしない.
◎PIPC/TAZは後発品がまだなく非常に高価である.
◎抗緑膿菌作用をもつ抗菌薬は数少なく,今後も開発される見込みがないことから,適正使用に努める必要がある.
◎AMPC/SBTとPIPC/TAZはともにグラム陽性球菌,グラム陰性桿菌,嫌気性菌に広域なスペクトラムをもつ.
◎PIPC/TAZは緑膿菌をカバーするが,ABPC/SBTは緑膿菌をカバーしない.
◎PIPC/TAZは後発品がまだなく非常に高価である.
◎抗緑膿菌作用をもつ抗菌薬は数少なく,今後も開発される見込みがないことから,適正使用に努める必要がある.
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