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特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する 各論:薬剤同士の“違い=個別性”を理解して実践的な使い分けを習得する
ST合剤
著者: 藤田崇宏1
所属機関: 1東京女子医科大学感染症科
ページ範囲:P.1262 - P.1265
文献購入ページに移動◎ST合剤は現在でも尿路感染や各種の耐性菌による感染症の治療に使用できる.
◎MRSAによる軟部組織,骨髄炎の治療に使用できるが,菌血症には用いないこと.
◎投与量は疾患や腎機能によって推奨が異なるので,安易に投与量を決定してはならない.
◎βラクタム薬より副作用が問題になりやすいので,長期に使う場合は電解質や血算のチェックが必須である.
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