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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻7号

2013年07月発行

文献概要

連載 睡眠時無呼吸症診療の最前線・1【新連載】

SASにおける性差

著者: 成井浩司1 葛西隆敏2 富田康弘3 徳永豊456 津田緩子7 山越志保8 百村伸一9

所属機関: 1虎の門病院睡眠センター 2順天堂大学循環器内科・循環呼吸睡眠医学講座 3虎の門病院循環器センター内科 4徳永呼吸睡眠クリニック内科・呼吸器科 5広島大学医学部 6愛知医科大学睡眠科 7九州大学病院口腔総合診療科 8虎の門病院分院呼吸器科 9自治医科大学附属さいたま医療センター循環器科 10シドニー大学 11現オーストラリア呼吸器学会 12レスメド リミテッド(オーストラリアSAS治療機器専業メーカ) 13キャンベラ大学 14Sleep & Lifestyle Clinic

ページ範囲:P.1298 - P.1302

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 睡眠時無呼吸症(SAS)は,睡眠中の呼吸停止と大きな鼾(いびき)を特徴とし,睡眠の質の悪化から日中傾眠,居眠りを呈する疾患である.高血圧,不整脈など循環器疾患の原因となり,致死的心血管疾患をきたす.近年閉塞性睡眠時無呼吸症(OSAS)が治療抵抗性高血圧,仮面高血圧,夜間高血圧,早朝高血圧の原因となることから,循環器領域ではOSASの診断と治療が重要であると考えられるようになった.

 今回,SAS診療を行う日本の医師がシドニーに渡り,オーストラリアの医師とSAS診療の現状と今後の展望について討論するため,Japan-AU-meetingを開催した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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