文献詳細
特集 今日から役立つ高血圧診療のノウハウ
高血圧の現状を知る
文献概要
ポイント
◎わが国では高血圧治療ガイドライン2009(JSH2009)が広く用いられている.
◎脳血管障害,心疾患,慢性腎臓病,メタボリックシンドロームなどの臓器障害や他疾患を合併する症例の血圧管理が重要である.
◎配合剤,レニン阻害薬,腎交感神経アブレーションなど新規の治療が登場している.
◎降圧目標達成率は十分とは言えず,今後もさらなる努力が必要である.
◎わが国では高血圧治療ガイドライン2009(JSH2009)が広く用いられている.
◎脳血管障害,心疾患,慢性腎臓病,メタボリックシンドロームなどの臓器障害や他疾患を合併する症例の血圧管理が重要である.
◎配合剤,レニン阻害薬,腎交感神経アブレーションなど新規の治療が登場している.
◎降圧目標達成率は十分とは言えず,今後もさらなる努力が必要である.
参考文献
1)高血圧治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2009,ライフサイエンス出版,2009
2)Oh BH, et al:Aliskiren, an oral renin inhibitor, provides dose-dependent efficacy and sustained 24-hour blood pressure control in patients with hypertension. J Am Coll Cardiol 49:1157-1163, 2007
3)Krum H, et al:Catherter-based sympathetic denervation for resistant hypertension;A multicentre safety and proof-of-principle cohort study. Lancet 373:1275-1281. 2009
4)寺本民生,藤田敏郎:わが国における,生活習慣病とその薬物療法の現状と課題―Japan Guideline Assessment Panel-2(J-GAP2). Prog Med 30:1437-1449, 2010
掲載誌情報