icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina50巻8号

2013年08月発行

文献概要

特集 今日から役立つ高血圧診療のノウハウ 高血圧の現状を知る

降圧治療の現状

著者: 神保りか1 下澤達雄2

所属機関: 1東京日立病院内科・総合健診センター 2東京大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.1342 - P.1345

文献購入ページに移動
ポイント

◎わが国では高血圧治療ガイドライン2009(JSH2009)が広く用いられている.

◎脳血管障害,心疾患,慢性腎臓病,メタボリックシンドロームなどの臓器障害や他疾患を合併する症例の血圧管理が重要である.

◎配合剤,レニン阻害薬,腎交感神経アブレーションなど新規の治療が登場している.

◎降圧目標達成率は十分とは言えず,今後もさらなる努力が必要である.

参考文献

1)高血圧治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2009,ライフサイエンス出版,2009
2)Oh BH, et al:Aliskiren, an oral renin inhibitor, provides dose-dependent efficacy and sustained 24-hour blood pressure control in patients with hypertension. J Am Coll Cardiol 49:1157-1163, 2007
3)Krum H, et al:Catherter-based sympathetic denervation for resistant hypertension;A multicentre safety and proof-of-principle cohort study. Lancet 373:1275-1281. 2009
4)寺本民生,藤田敏郎:わが国における,生活習慣病とその薬物療法の現状と課題―Japan Guideline Assessment Panel-2(J-GAP2). Prog Med 30:1437-1449, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら