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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻8号

2013年08月発行

文献概要

特集 今日から役立つ高血圧診療のノウハウ 生活習慣修正指導のノウハウ

運動療法

著者: 高橋敦彦1 久代登志男1

所属機関: 1日本大学医学部総合健診センター

ページ範囲:P.1400 - P.1405

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ポイント

◎運動療法の対象となるのは中等度以下の血圧値で,心血管病のない高血圧患者である.

◎運動は降圧効果だけでなく,肥満軽減,糖・脂質代謝改善効果が期待できる.

◎高血圧の運動療法開始にあたり,冠動脈疾患の有無を確認することが重要である.

◎有酸素運動に加え,軽度のレジスタンス運動,ストレッチ運動を組み合わせる.

◎高血圧患者は運動強度が強すぎると運動中に血圧上昇をきたす可能性がある.

参考文献

1)日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2009,ライフサイエンス出版,2009
2)日本循環器学会:心疾患患者の学校,職域,スポーツにおける運動許容条件に関するガイドライン(2008年改訂版),2008 http://www.j-circ.or.jp/guideline/index.htm
3)Sharabi Y, et al:Reproducibility of exaggerated blood pressure response to exercise in healthy patients. Am Heart J 141:1014-1017, 2001
4)厚生労働省:健康づくりのための身体活動基準2013,2013 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple-att/2r9852000002xpqt.pdf
5)厚生労働省:健康づくりのための運動指針2006―生活習慣病予防のために,2006 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/undou01/pdf/data.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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