icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina50巻8号

2013年08月発行

文献概要

特集 今日から役立つ高血圧診療のノウハウ 降圧治療のノウハウ

第一選択薬の決め方

著者: 石光俊彦1 後藤依里1 菅原里恵1

所属機関: 1獨協医科大学循環器・腎臓内科

ページ範囲:P.1418 - P.1422

文献購入ページに移動
ポイント

◎腎臓におけるNa排泄障害と末梢血管抵抗の増加が高血圧の主要な成因である.

◎交感神経系とレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系が主要な血圧調節系である.

◎ガイドラインでは利尿薬,β遮断薬,Ca拮抗薬,ACE阻害薬,ARBが第一選択薬として推奨されている.

◎高血圧の病態を考え,効果的で副作用の少ない降圧薬を選択する.

参考文献

1)日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2009,ライフサイエンス出版,2009
2)Mancia G, et al:2007 Guidelines for the management of arterial hypertension;The Task Force for the Management of Arterial Hypertension of the European Society of Hypertension(ESH)and of the European Society of Cardiology(ESC). Eur Heart J 28:1462-1536, 2007
3)Chobanian AV, et al:Seventh report of the Joint National Committee on Prevention, Detection, Evaluation, and Treatment of High Blood Pressure. Hypertension 42:1206-1252, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?