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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻8号

2013年08月発行

文献概要

特集 今日から役立つ高血圧診療のノウハウ 降圧治療のノウハウ

配合剤を有効利用する

著者: 松村潔1

所属機関: 1九州大学病院 腎・高血圧・脳血管内科

ページ範囲:P.1428 - P.1431

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ポイント

◎降圧薬の配合剤には,ARBと利尿薬あるいはカルシウム拮抗薬,カルシウム拮抗薬とスタチンの3種類がある.

◎配合剤の使用により,患者満足度は向上し,長期的にはアドヒアランスの改善も期待できる.

◎配合剤は,厳格な血圧コントロールあるいはリスク管理の面での有用性が期待できる.

参考文献

1)日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2009,ライフ・サイエンス出版,2009
2)松村 潔:カルシウム拮抗薬―高血圧における使い方.Heart View 14:106-110, 2010
3)Matsumura K, et al:Does a combination pill of antihypertensive drugs improve medication adherence in Japanese? A randomized controlled trial. Circ J 76:1415-1422, 2012
4)守永友希,他:降圧薬合剤の患者満足度に関するアンケート調査:COMFORT試験.臨牀と研究89:1243-1245, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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