文献詳細
文献概要
特集 内科医のためのクリニカル・パール2 アレルギー・膠原病
関節リウマチのクリニカル・パール
著者: 岸本暢将1
所属機関: 1聖路加国際病院アレルギー膠原病科(SLE,関節リウマチ,小児リウマチ)
ページ範囲:P.1584 - P.1588
文献購入ページに移動多関節炎患者をみたら頻度の高い関節リウマチを考えるが,その診断は除外診断である
生物学的製剤など治療の進歩が著しく,早期診断を目的に30年ぶりに関節リウマチ(RA)の診断基準(正式には分類基準)が表1のように変更になった.関節所見,血清反応,持続期間,炎症反応の4項目の最高点を足して6点以上をRAと分類することとなったが,この基準を使う前に,以下の前提条件がある.
参考文献
掲載誌情報