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文献詳細

雑誌文献

medicina50巻9号

2013年09月発行

文献概要

特集 内科医のためのクリニカル・パール2 アレルギー・膠原病

関節リウマチのクリニカル・パール

著者: 岸本暢将1

所属機関: 1聖路加国際病院アレルギー膠原病科(SLE,関節リウマチ,小児リウマチ)

ページ範囲:P.1584 - P.1588

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関節リウマチの診断

多関節炎患者をみたら頻度の高い関節リウマチを考えるが,その診断は除外診断である

 生物学的製剤など治療の進歩が著しく,早期診断を目的に30年ぶりに関節リウマチ(RA)の診断基準(正式には分類基準)が表1のように変更になった.関節所見,血清反応,持続期間,炎症反応の4項目の最高点を足して6点以上をRAと分類することとなったが,この基準を使う前に,以下の前提条件がある.

参考文献

1)岸本暢将(編):すぐに使えるリウマチ・膠原病診療マニュアル,羊土社,2009
2)岸本暢将,岡田正人:関節リウマチの診かた,考えかた,中外医学社,2011
3)Aggarwal R, et al:Anti-citrullinated peptide antibody assays and their role in the diagnosis of rheumatoid arthritis. Arthritis Rheum 61:1472-1483, 2009
4)Smolen JS, et al:Treating rheumatoid arthritis to target;Recommendations of an international task force. Ann Rheum Dis 69:631-637, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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