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特集 内科医のためのクリニカル・パール2 循環器
虚血性心疾患のクリニカル・パール
著者: 前村浩二1
所属機関: 1長崎大学大学院医歯薬総合研究科循環病態制御内科学
ページ範囲:P.1610 - P.1613
文献購入ページに移動狭心症の7割は病歴聴取で診断できる
病歴聴取は医師の最も重要な技量であり,病歴のみで診断にたどり着くことも多い.狭心症は病歴聴取が重要な代表的な疾患であり,うまく特徴を聴き出せば約7割は診断できるとまでいわれている.病歴聴取の際は以下のOPQRST2Aに従えば効率良く症状をとらえることができる.
O:Onset(発症)
病歴聴取は医師の最も重要な技量であり,病歴のみで診断にたどり着くことも多い.狭心症は病歴聴取が重要な代表的な疾患であり,うまく特徴を聴き出せば約7割は診断できるとまでいわれている.病歴聴取の際は以下のOPQRST2Aに従えば効率良く症状をとらえることができる.
O:Onset(発症)
参考文献
1)速水紀幸,他:急性間症候群の心電図検査のピットフォール.medicina 47:1546-1550, 2010
2)日本循環器学会(編):循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2007-2008年度合同研究班報告)―冠動脈病変の非侵襲的診断法に関するガイドライン.Circ J 73:1028-1032, 2009
3)日本循環器学会(編):循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2006-2007年度合同研究班報告)―冠攣縮性狭心症の診断と治療に関するガイドライン.Circ J 72:1195-1238, 2008
4)今井靖:救急外来での初期診療.medicina 47:1566-1571, 2010
5)Iwami T, et al:Chest compression-only cardiopulmonary resuscitation for out-of-hospital cardiac arrest with public-access defibrillation;A nationwide cohort study. Circulation 126:2844-2851, 2012
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