文献詳細
連載 Step up腹痛診察・1【新連載】
文献概要
[主訴]間欠的な腹痛,便秘
[現病歴]来院7カ月前より,明け方に腹痛を自覚し覚醒するようになった.痛みの性状は張るような痛みで20~30分間持続した.臍周囲から下腹部にかけて痛み,排便により痛みは軽減した.痛みの部位が移動することはなかった.痛みは自然に軽快したため医療機関を受診することはなかった.
10年前から便秘気味のため市販の便秘薬を服用していた.2年前に便潜血陽性の精査目的で大腸内視鏡検査を受け,大腸メラノーシスを認めたのみであった.
半年間で3kgの体重減少を認めた.経過中に食欲低下,発熱,嘔気・嘔吐はなかった.
[現病歴]来院7カ月前より,明け方に腹痛を自覚し覚醒するようになった.痛みの性状は張るような痛みで20~30分間持続した.臍周囲から下腹部にかけて痛み,排便により痛みは軽減した.痛みの部位が移動することはなかった.痛みは自然に軽快したため医療機関を受診することはなかった.
10年前から便秘気味のため市販の便秘薬を服用していた.2年前に便潜血陽性の精査目的で大腸内視鏡検査を受け,大腸メラノーシスを認めたのみであった.
半年間で3kgの体重減少を認めた.経過中に食欲低下,発熱,嘔気・嘔吐はなかった.
参考文献
1.Millham FH:Acute abdominal pain. Feldman M:Sleisenger and Fordtran's Gastrointestinal and Liver Disease, 9th ed, pp 151-162, Saunders, Philadelphia, 2010
掲載誌情報