文献詳細
文献概要
特集 すぐ役に立つ—呼吸器薬の標準的使い方 呼吸器感染症 【肺炎】
市中肺炎
著者: 石田直1
所属機関: 1公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構倉敷中央病院呼吸器内科
ページ範囲:P.1862 - P.1865
文献購入ページに移動ポイント
◎エンピリックに治療を開始する場合でも,原因起炎菌を想定して抗菌薬を選択する.
◎A-DROPシステムなどを用いて重症度の判定を行い,治療の場を決定する.
◎中等症までの症例については,非定型肺炎と細菌性肺炎の鑑別を行う.
◎重症例では,エンピリックには抗菌薬を併用し,その後de-escalationを検討する.
◎エンピリックに治療を開始する場合でも,原因起炎菌を想定して抗菌薬を選択する.
◎A-DROPシステムなどを用いて重症度の判定を行い,治療の場を決定する.
◎中等症までの症例については,非定型肺炎と細菌性肺炎の鑑別を行う.
◎重症例では,エンピリックには抗菌薬を併用し,その後de-escalationを検討する.
参考文献
1)日本呼吸器学会呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会:市中肺炎診療ガイドライン,日本呼吸器学会,2007
isolated from adult patients with community-acquired pneumonia in Japan. Respirology 13:240-246, 2008
3)Mandell LA, et al:Infectious Diseases Society of America/American Thoracic Society consensus guidelines on the management of community-acquired pneumonia in adults. Clin Infect Dis 44:S27-72, 2007
4)Miyashita N, et al:Influence of age on the clinical differentiation of atypical pneumonia in Japan. Respirology 17:1073-1079, 2012
掲載誌情報