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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻10号

2014年10月発行

文献概要

特集 すぐ役に立つ—呼吸器薬の標準的使い方 呼吸器感染症

肺結核症および非結核性抗酸菌症

著者: 倉島篤行1

所属機関: 1財団法人結核予防会複十字病院

ページ範囲:P.1879 - P.1883

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ポイント

◎結核症の治療においては,耐性菌出現を抑制するため,最初から機序の異なる3剤以上の多剤併用を行う.

◎臨床症状の改善のみが目的ではなく体内の結核菌根絶が目的であり,最低6カ月間の服薬が必要である.

◎非結核性抗酸菌症の場合においても耐性菌出現の抑制は重要であるが,殺菌的な薬剤がなく,抗菌力の増強を目指した多剤併用が行われる.

参考文献

1)厚生労働省:結核医療の基準.厚生労働省告示第十六号,2013
2)日本結核病学会治療委員会:「結核医療の基準」の見直し—2008年.結核83:529-535, 2008
3)日本結核病学会非結核性抗酸菌症対策委員会;日本呼吸器学会感染症・結核学術部会:肺非結核性抗酸菌症化学療法に関する見解—2012年改訂.結核87:83-86, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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