文献詳細
文献概要
特集 すぐ役に立つ—呼吸器薬の標準的使い方 肺癌
病院で行う化学療法と外来化学療法
著者: 西村直樹1
所属機関: 1聖路加国際病院呼吸器内科
ページ範囲:P.1888 - P.1891
文献購入ページに移動ポイント
◎肺癌の標準的治療は2剤併用療法(プラチナタブレット)であったが,近年,分子的標的薬による治療も普及してきた.
◎ドライバー変異を標的とした分子標的薬による治療を行う際は,バイオマーカー検索により癌細胞に分子標的薬が奏功する遺伝子異常があるかどうかを確認する必要がある.
◎シスプラチンによる腎障害を軽減するショートハイドレーション法により,外来シスプラチン療法が可能になった.
◎肺癌の標準的治療は2剤併用療法(プラチナタブレット)であったが,近年,分子的標的薬による治療も普及してきた.
◎ドライバー変異を標的とした分子標的薬による治療を行う際は,バイオマーカー検索により癌細胞に分子標的薬が奏功する遺伝子異常があるかどうかを確認する必要がある.
◎シスプラチンによる腎障害を軽減するショートハイドレーション法により,外来シスプラチン療法が可能になった.
参考文献
1)日本肺癌学会:肺癌診療ガイドライン2012版 http://www.haigan.gr.jp/modules/guideline/index.php?content_id=3(2014年7月閲覧)
掲載誌情報