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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻11号

2014年11月発行

文献概要

増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド CT・MRI検査の注意事項

MRIのアーチファクトと対処法

著者: 桐生茂1

所属機関: 1東京大学医科学研究所附属病院放射線科

ページ範囲:P.103 - P.108

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ポイント

●MRIは画像化においていろいろな要素がかかわっており,アーチファクトはいずれかの要素を原因としており,その理解は日常臨床において重要である.

●頻度の高いゴーストアーチファクトは患者の協力により軽減が可能であり,検査前の説明や前投薬の投与により軽減が期待される.

●磁化率アーチファクトは偽病変の原因となる.

参考文献

1)Wood ML, Henkelman RM:Artifacts. Stark DD, Bradley WG(ed):Magnetic resonance imaging(3rd ed), pp 215-230, Mosby, 1998
2)川光秀昭:アーチファクト.杉村和朗(編):MRIの原理と撮像法─基礎から高速撮像まで,pp 90-115,メジカルビュー,2001
3)Hashemi RH, et al,荒木 力(監訳):MRIのアーチファクト.MRIの基本パワーテキスト(第3版),pp 188-218,メディカル・サイエンス・インターナショナル,2011
4)Tanimoto A, et al:Reduction of ringing artifacts in the arterial phase of gadoxetic acid-enhanced dynamic MR imaging. Magn Reson Med Sci 11:91-97, 2012
5)Marugami N, et al:MR signal changes on hepatobiliary imaging after oral ingestion of manganese chloride tetrahydrate;Preliminary examination. Jpn J Radiol 31:713-723, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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