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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻11号

2014年11月発行

文献概要

増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド 各科に直撃! よくある紹介疾患,紹介前にあるといい検査,紹介後にする検査

耳鼻咽喉科

著者: 藤本千里1

所属機関: 1東京大学医学部耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.342 - P.345

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 本稿では,内科医が担当している患者に耳鼻咽喉科を紹介受診させる必要が生じた場合,受診日までの間に,依頼元の診療科で行うのが望まれる診療について述べる.耳鼻咽喉科を受診させる目的は,主として,耳鼻咽喉科領域の疾患の可能性についての精査・該当疾患の加療を依頼する,耳鼻咽喉科領域の疾患ではないが必要な検査などを依頼する,などが挙げられる.耳鼻咽喉科に依頼する疾患は幅広いが,本稿では比較的頻度の高い,めまい,難聴,鼻出血,嚥下機能評価,頸部腫瘤について述べる.

参考文献

1)甲斐 太,他:外傷による椎骨動脈解離にて発症したと考えられたAICA症候群の1例.脳卒中33:419-423, 2011
2)物部寛子,他:めまい,急性感音難聴を呈した椎骨動脈解離性動脈瘤によるAICA症候群不全型症例.Equilibrium Res 72:233-237, 2013
3)Nishiwaki K, et al:Identification of a simple screening tool for dysphagia in patients with stroke using factor analysis of multiple dysphagia variables. J Rehabil Med 37:247-251, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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